Optaの2007年のFC東京チームレビューは、
「誤算続きのシーズン 補強実らず、下位低迷」
から始まる。
攻撃面の数値では、2007年もやはりボール奪取、サイドへの展開、クロスの段取りを、手数をかけずに行う、いわゆる原監督的サッカーが数値として出ている。しかし、サイドでのアシスト成功率は一昨年の43.9%(リーグ5位)から13.3%(リーグワースト)にダウン、クロス後シュート決定率は18.2%(12位)から11.6%(17位)にダウンである。まあサイド攻撃を売りにする割に、このクロス決定率はどうよ、というのが全てに近いのだが。。。
攻撃のセクションの見出しは、「原サッカーを象徴したシンプルなオープン攻撃」とあるが、かなり甘い表現で、実際は「原サッカーを象徴したワンパターンなオープン攻撃」の方が正しいと思われる。しかも、そういった戦術をとるにも関わらず、カウンターにつなげるためのパス成功率も低く、ロングボールのパス失敗率も高い(これは宮沢がいなくなったことが大きいであろう)、それぞれリーグワーストに近い値である。よくこれで、落ちなかったな、とハラハラする数字が並ぶ。
守備も、特に前期の守備はFWのタックルラインが低く(ワンチョベ。。。)大混乱がみられる。後期にやや守備が持ち直すことによって、チーム自体の安定も図れてるのが数字の上からも現れている。
上記全て、補強や怪我が原因というより、戦力に対しての戦術がフィットしていないことが最大の原因、ということになると思う。攻撃面では、わかりきってしまったワンパターンなサイド攻撃への偏重。守備においては、ワンチョベや福西のような守備に貢献ができないレギュラーメンバの重用と、茂庭の開幕の負傷を主因とする守備の不安定さ、ということにまとめられると思う。
statを目を皿のようにしてみても、ほ、ほめるところがありません、、、(涙)というような残念な状態なのだが、2008シーズンは全てを入れ替えて望む。これまでのところ攻撃に関しては様々な手当てがされつつあるのを感じるのだが、守備ブロックに対しては、あまり明確な改善策がみえていない。茂庭が絶対の守護神というわけではなく、年齢を重ねる藤山に年間を通してのクオリティを期待するのも酷、ということを考えると、3バックのような現実的選択を考えることも必要なのではないだろうか。

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